2012年10月30日
大山さんの愛機
久々になってしまいました。島風スタッフです!!
今日は大山さんの三線のご紹介!!
これが島風の、ステージで大山さんが弾いているエレキ三線です。
今日はそのサウンドの秘密に迫りましょう!!
まず何の木で棹はできているかというと、「ゆしぎ」です。
そんなに高級な材ではないと仰っていましたが、これは大山さんのおじいさんが使っていた三線で、とても古いものだそうです。
ギターでもなんでもそうですが、古くなると材が乾燥して振動を伝えやすくなり良い音が鳴るようになります。
僕もエレキ三線を作りましたが、大山さん曰く、
上等な三線をエレキ三線にしたらもったいない!だそうです。
大山さんも家にはウン十万の大事な三線があるらしいです。
では、この大山サウンドの秘密は何かといいますと、
まず、表の蛇皮はとてもユルく張ってるそうです。
アンプにつなぐと、音がキンキンなりやすいので、だからユルく張ってます。
そしてなんと!
この裏は蛇皮ではなく段ボールが張られています!!(笑)
なぜかというと、内臓されているマイクはよく壊れる物なので、その都度裏の皮を破いていたらもったいないという理由。
でも皮じゃなくて段ボールってとこが大山サウンドを生んでいる一つの理由なのかも。
そして、中にはタオルがつまっています!!
これはハウリング防止と、これもまた音を丸くするためです。
勉強になりますね。
長々と大山サウンドの秘密を書きましたが、やはり結局は腕ですよね(^^)
うまい人はどんな三線を弾いても良い音を出しますよね。
民謡居酒屋「島風」
Tel 098-985-7333
住所 久米島町比嘉160-90
リゾートホテル久米アイランド様より徒歩数分
水曜定休 ※7〜9月は無休
18:30 open
20:00 民謡ライブスタート
23:00 close
Posted by ニライカナイ琉球 at 01:09│Comments(0)